受賞作品紹介&審査員コメント

大賞・ブックパス賞・TSUTAYA賞 トリプル受賞

『はちみつ色の太陽』 Link/著

作品紹介
「私は、太陽にきらわれている―」紫外線アレルギーに悩む高2の美月は、ひょんなことから学校1イケメンで硬派な陽の偽カノに!陽のファンから美月を守ったりと、不器用だけど優しい陽に惹かれていくが、陽にフラれた美少女・愛美が波乱を起こす。さらに、陽には秘密があって…?ラストは胸キュン&感動!!第10回日本ケータイ小説大賞、他2賞に輝いた史上最強学園ラブ!!
受賞者コメント
こんにちは、Linkです。『はちみつ色の太陽』は、ある秘密を抱えた2人が秘密の関係を始めることで、悩み、ぶつかり、成長し、惹かれ合っていく様を描いた物語です。テーマである最強の学園ストーリーらしく、青春の全てを織り込みました。読み終わったあとには、明日が来るのが楽しみになるような。皆様の世界が色鮮やかに輝くきっかけになれば嬉しいです。『はちみつ色の太陽』に出逢ってくださった全ての皆様に、心から感謝いたします。本当にありがとうございました。
審査員:清水 凜花氏評
読み終わったとき、幸せな気持ちと切ない気持ちで心がいっぱいになりました。陽くんの優しい一面にきゅんとしたり、美月ちゃんの真っ直ぐなところに凄く励まされます!!2人の一生懸命なところをみてると、自分も頑張ろうと思えるきっかけになるはず。あと1歩を踏み出す勇気がきっと出てくると思うので、ぜひ読んでほしいです!
審査員:南 沙良氏評
この物語は、読み終えた後にとても心が温かくなるような物語だなぁと感じました。読み終えて全てを理解した上でまた読み直して、今度は違う視点から色んなことを発見出来たら...と思います!2人が抱えている悲しい過去に悩んですれ違う美月と陽に切なくなったりドキドキしたり。読んでいて全く飽きることがなかったです!なんといっても陽のギャップ萌えがとっても素敵でした。
審査員:梅岡 光夫氏評
主人公・美月の魅力がどんどんアップしてゆく。それでいてわざとらしさがなく、すっきりとキャラが飛び込んでくる感じだった。逆境に負けない彼女の姿勢は素晴らしく、読んでいて心地よい。まさに最強!イケメンで最初は憧れの存在だった彼も、彼女にはかなわない!ストーリーも先が読めない展開で楽しめた。
審査員:神宮司 彩氏評
病気を抱える美月ちゃんを“悲劇のヒロイン”という型にはめず、傷ついたり悩んだりしながらも前向きにがんばる、等身大の女の子として描いているのが素晴らしかったです。 「この子に幸せになってほしい…!」と願いながら読みました。陽くんや他のキャラ1人1人の気持ちも血肉が通った表現がなされていて、Linkさんがこの作品世界をいかに愛しているかが伝わってきました。
審査員:浅見 千春氏評
表現力がある作品で読みながら場面が浮かびました。また学園生活に欠かせないイベントなど、盛りだくさんで主人公になりきり感情移入をしながら読み進められ充実した時間を過ごせました。多くの方に読んでいただきたい作品です。
審査員:中嶋 奈津子氏評
何事にも前向きな主人公・美月が魅力的。徐々に美月に惹かれていく陽との関係も丁寧に描かれていて、作品の世界観に気持ちがどんどん引き込まれていきました。また、伏線がうまくはられており、最後に全てがつながる構成力が素晴らしいです。
審査員:内藤 麻里子氏評
まっすぐに強い主人公に好感が持てた。敵役の描き方もいい。クライマックスがいくつもあって楽しかった。途中で感じた疑問などすべてが腑に落ちるように回収されたラストの謎解きが見事だった。せりふの言葉選びが面白かった。難しい漢字を多用しているところは少し気になったが、文章自体はなめらかだった。
審査員:篠原 康子氏評
文章力、構成力が卓越していて、涙あり感動あり…と読み応え十分。展開が気になって夢中で一気読みしてしまったほどです!学校イベントの描写やキャラクター表現なども瑞々しくて、シーンが目に浮かびます。主人公の美月が恋する、クールイケメンの陽がとにかくカッコよく、彼の放つセリフやシーンなど胸きゅんポイント多数。

優秀賞

『妄想ラブレター』 浪速ゆう/著

作品紹介
高1のツヤコは前の席の瀬戸の提案でニセモノのラブレターを交換することになった。最初は嫌々だったけど、次第にラブレターを書くことが楽しくなってきたツヤコは瀬戸に惹かれていく。だけど瀬戸には好きな人がいて、ツヤコとのラブレター交換も練習だと判明し…。すれ違うふたりの気持ちが切なすぎるラブストーリー。
受賞者コメント
初めまして、浪速ゆうです。この度、日本ケータイ小説大賞にて優秀賞をいただき、本当に嬉しく思っています。このお話はタイトル通り、妄想で綴った様々なラブレターが出てきます。いつの時代も想いを伝えるのは勇気がいりますが、楽しんで告白出来れば素敵だな、と思って書いたお話です。少しでも恋に悩む女の子の勇気の糧にでもなれば幸いです。応援下さった方、読んで下さった方、本当にありがとうございました!
審査員:南 沙良氏評
続きがとても気になる作品!!甘すぎはしないで、でも胸きゅんはちゃんとあって、所々笑えたりする場面があったり、切ない場面があったり...最高です!「ラブレターの文通」というのがなんだか新鮮で素敵だなぁと思いました。そしてラブレター(文通)を通して、ツヤコとアキの気持ちはどう変わっていくのか、2人はどんな関係になっていくのか、とてもドキドキしながら楽しく読ませて頂きました!
審査員:梅岡 光夫氏評
ラブレターという、ソフトで前時代的なアイテムが意外な最強ポイントになった。今だからこその手書きのやり取りに読み手も心がときめく。メールを打つ…よりも書く事の重み。気持ちの変化も細かいところまで追う事ができた。ただ、2人で展開せざるを得ない分、ストーリー的には単調な印象になったのが残念。
審査員:篠原 康子氏評
まず「ラブレター×妄想」という設定がキャッチーで惹きつけられます。さらに、そんな設定の面白さに加えて、物語の随所に作者なりの工夫がキラリと光っています。学校生活の描写はリアルで等身大感があり、また登場人物が発するセリフひとつひとつが静かに心に響き、読む人にまっすぐに伝わってくるパワーがありました。

優秀賞

『STARS & MISSION』 天瀬ふゆ/著

作品紹介
成績学年首位、運動神経トップクラスの優等生こころは、誰もが認める美少女。しかし、過去の悲しい出来事のせいで周囲から孤立していた。そんな中、学園トップのイケメンメンバーで構成される秘密の学園保安組織、SSOに加入することになったこころ。事件と波乱の連続にとまどいながらも、仲間との絆をふかめていく…!
受賞者コメント
記念すべき第10回日本ケータイ小説大賞で優秀賞という名誉ある賞をいただくことができ、この上なく幸せです。天瀬ふゆらしさを出し切ったこの作品がだれかにとっての「史上最強の学園ストーリー」となれたのなら、それ以上に望むことはありません。他でもないみなさまのおかげで書き上げられた大切な作品です。本当にありがとうございました。
審査員:清水 凜花氏評
ドキドキとハラハラとキュンキュンが止まらなかったです…あっという間に読み切ってしまいました!こころちゃんの成長していく姿に心を動かされ最後は思わず涙が出てくるほどです。SSOの皆もとてもカッコよくて、読んでいるとついニヤニヤしちゃいます!この作品を読んで、私も毎日を全力で生きたいと思えるようになりました。
審査員:神宮司 彩氏評
読者をワクワクドキドキさせよう、というサービス精神がフルスロットル!多種多様なイケメンキャラが次々と大盤振る舞いされ、1作品に盛り込むのは少しもったいないのでは…と思ってしまったぐらいです。キャラクター同士の絡みも非常に楽しく、この子たちの活躍をもっと読みたいと思いました。ぜひ続編を書いていただきたいです!
審査員:内藤 麻里子氏評
鮮やかなスタート。サービス精神が旺盛で、ミステリーとしての構成が巧み。コミカルな前半のタッチと、最終章の家族問題の重さがうまく融合している。小気味いい表現が光り、文章のリズムもよかった。東城先輩のこころに対する言葉遣いは、言ってほしいことをいう感じが絶妙だった。こころの天然小悪魔ぶりもうまい。

優秀賞

『好きになれよ、俺のこと。』 SELEN/著

作品紹介
高1の鈍感&天然な陽向は、学校1イケメンで遊び人の安堂が告白されている場面を目撃してしまう。それをきっかけにふたりは仲よくなるが、じつは陽向は事故で一部の記憶をなくしていて…?徐々に明らかになる真実に大号泣!!ラストを知った時、最初から読み返したくなる切甘ラブ!!
受賞者コメント
こんにちは、SELENです。この作品は、誰かを一途に思う気持ちがテーマです。どんな障害があっても、強く思い合う2人の姿を見届けてください。そして今作は、感想やレビューなどの皆さんの言葉に、感動し励まされ、改めて言葉の力を感じた作品でもあります。本当にありがとうございました。
審査員:浅見 千春氏評
2人のような恋がしたいと!きゅんとしました。魅力的なキャラクター・セリフ、気持ちの葛藤など、上手く表現されていました。構成も上手く、この先も読みたくなる作品です。
審査員:中嶋 奈津子氏評
相手を想いつづける純粋で強い気持ちに感動しました。素直で純粋な主人公たちがとても魅力的で、物語の最後に描かれている仕掛けをはじめ、各エピソードが丁寧に描写されているところも良かった。終盤の展開は予想しておらず、健気な2人の姿に感動しました。
審査員:篠原 康子氏評
ラストのどんでん返しが圧巻!そこで初めてタイトルが意味することがわかり、不覚にも号泣してしまいました。大きな感動が押し寄せて、また最初から読み返してしまったほど。男子キャラも非常に魅力的に描かれているので、胸きゅん度も高い。物語を実に多面的に楽しめる仕掛けある秀作で、思わず他の誰かに伝えたくなるはず!

審査員

  • 清水 凜花(新潮社「nicola」モデル)
  • 南 沙良(新潮社「nicola」モデル)
  • 梅岡 光夫(株式会社集英社 第1編集部部長代理(兼)1編コミック 企画編集長)
  • 神宮司 彩(株式会社集英社 りぼん編集部)
  • 中嶋 奈津子(KDDI株式会社 新規ビジネス推進本部 auスマートパス推進部)
  • 浅見 千春(株式会社TSUTAYA BOOK部 TBNユニット BOOKMDチーム)
  • 内藤 麻里子(毎日新聞社 編集編成局 学芸部 編集委員)
  • 篠原康子(スターツ出版 書籍コンテンツ部 第1書籍編集 編集長)
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